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示談交渉のポイントについてです。
交通事故被害者と加害者の過失割合です。
この過失割合は非常に重要なんですが、相手の保険会社が言ってくる過失割合というのは、大抵は間違っています。
というよりも、わざとそのように言ってくるのです。
その内容は
『あなたも動いていたのですから、10対0はありえません。
しかもこの部分でも、事故を起こしてしまったことはさけられませんでしたので、
今回の過失割合は8対2になります。』
といった事を保険会社は日常茶飯事言ってきます。
ここで知識がない被害者でしたら、相手の保険会社が言ってくる過失割合は妥当なのかなと思ってしまうのですが、
知識武装した被害者でしたら果たしてこの過失割合は正しいのかを調べます。
調べ方は、判例タイムズという、裁判所でも活用する交通事故の過失割合を確認できる書籍があるのですが、この書籍のどこを見て過失割合を判断したのですかと相手の保険会社に確認することができるのです。
通常この書籍を活用して、保険会社も判断するのですが、勝手に加害者の過失割合を減らすためと民事の問題だから、警察が入ってこれないことを良いことに、強気な過失割合をだしてくる保険会社はけっこうあるのです。
そもそも交通事故被害者は、この過失割合はどうでも良いもしくは知らないから、どうでも良いと思って、示談交渉しますと最終的に慰謝料から過失分減額されることも理解していないことが多いので、状況的に最悪です。
（もらえる慰謝料に対して自分の過失分が１あると、慰謝料総額に0．9をかけて支払われる）
ですのでこの過失割合はしっかり確認し、相手から言われる過失を減らすようにしましょう。
 68万円→289万円に慰謝料を増やした究極の慰謝料交渉術
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