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  過失割合に関して


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 ◎過失割合に関して 

慰謝料に一番かかわってきます、過失割合の補足をお話します。


過失割合は普通、裁判所でも判例タイムズ
(民事交通訴訟における過失相殺率の認定基準)
という書籍を参考にして、決めていると言われております。

この書籍は、判例タイムズ社という企業で販売しておりまして、誰でも購入することができます。

この書籍には、交通事故のさまざまなパターンの事例を掲載しておりまして、ご自身の事故のパターンに一番近いパターンを探していきます。

その事故のパターンに一番近いものを見つけたら、そのパターンの過失割合をご自身で把握することができるのです。

この書籍を購入することをおすすめしますが、もしお金がないという場合は、図書館などで取り寄せてもらって必要箇所をコピーさせてもらうことでも構いませんので、ご自身が納得いくまで過失割合を、相手の保険会社と話し合うようにして下さい。

「私の事故のパターンだとこれに近いから、過失割合はだいたいこんなもんか」

という感じで内容を把握します。

あくまで参考資料ですので、100%この通りの過失割合が決まるというわけではありませんが、裁判所でさえもこの書籍を参考にしており、その信憑性は確かです。

ここで1つ注意してもらいたい事があるのですが、

相手の任意保険会社はこの判例タイムズを敢えて参考にしないで、独断と偏見による過失割合を提示してくることもあるのです。

「過失割合が私3:加害者7、この判定はおかしいだろ!?」

あなたはこう思って、相手の任意保険会社の担当者に抗議します。

しかしどれだけ講義しても過失割合は3:7で変わりませんの一点張り。

何度も何度も抗議するも、結局どうすることもできないので泣き寝入りするしかなくなるのです。

このような話はしょっちゅうあります。

ところが判例タイムズの判例を知っていれば、こんな抗議するだけのやり取りをする必要性がなくなります。

「なるほど、私3:加害者7なんですか。ところでそれは判例タイムズのどの部分を参考にして判断したのでしょうか?」

「まさかあなたの保険会社独自の判断で過失割合を決めたのですか?そんな事ないですよね、判例タイムズを参考にしたんですよね?
では何ページ目のどこを参考にしたのか、自分でも確認しますのでお教え下さい。宜しくお願いします」

こんな感じのやりとりでいいのです。

急に保険会社が黙ってしまいます。

この書籍さえあれば、相手の任意保険会社があなたにどんな嘘をつこうとも、あなたには通用しなくなります。

よってこの書籍は、鬼に金棒なわけです。

交通事故のパターンはさまざまで、必ずしも判例タイムズの内容があなたの事故パターンと
適合するということは無いかも知れませんが、保険会社と交渉する際には必ず役に立ちます。

ぜひとも購入するなり、借りるなりしっかり過失割合の交渉準備をしておきましょう。


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