交通事故 過失割合

  交通事故における過失割合について②


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 ◎交通事故における過失割合について② 

過失割合は、相手の保険会社が言ってくる内容が正しいのかと行った部分の内容です。

答えは、ほとんどNOです。

大体、こっちが納得していないのに勝手に決められたと腹がたった記憶が無いでしょうか?
(私は最初の事故の際に腹立ちました。)

そうなんです。
相手の保険会社が言っている過失割合は間違っているのです。

過失割合が上がると相手が支払う慰謝料が減るという内容ですが、これを奮起になって交渉するのが、相手の保険会社なんです。(保険会社の支出を減らすために)

前回の例で言いますと、自由診療で90万円かかった治療費ですが、実際には保険会社より過失相殺して、72万円を病院側に払いました。

被害者には、80万円の休業損害並びに、慰謝料を、42.5%減額された46万円支払いました。

支払った金額の合計は、118万円です。

この金額を、最終的に自賠責保険会社に請求して(被害者過失が7割以上ないと支払減額がナシ)障害保障の120万円の中から支払って、任意保険会社の負担はゼロとなります。

これはあくまで、例ですけどこういうことを保険会社は平気でやるのです。
この過失割合のからくりはしっかり覚えてください。


話を戻します、

じゃあ、どうすれば過失割合を下げることができるかというところですが、

まず、過失割合の基準として、

・この事故において、被害者に道路交通法違反がなかったこと

・この交通事故を予想することができない状況であったこと

・結果、交通事故を回避できない状況であったこと

この3つを立証できれば、裁判所でも被害者に過失を認めません。
ですので、これを立証できれば過失が0となります。

相手の任意保険会社は、判例タイムズといった書籍を参考に、この過失割合を出してきます。

じゃあ、それを参考にされたら過失は覆らないと思う方がいるかもしれませんが、
そもそも保険会社は、過失割合などは警察などの公的機関が過失を決めるものではないので、明らかに100:0でない限り、保険会社はかなり強気な提示をしてくるので、少しでも、被害者に落ち度がないかなどを調べてきて、その判例タイムズを見て過失割合をだしたと言ってくることがほとんどですので、
『その根拠とした部分を書面で送ってください』と話すようにします。

被害者もその判例タイムズを購入するか図書館で取り寄せてもらって、コピーするなど必要になりますが、この対応をとることによって、かなり公平な過失割合になります。

被害者ご自身も判例タイムズを見てこういうケースは、この過失になると言えますので、
過失割合で揉めているようでしたらこの段階を踏んでください。


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